購入後のメンテにまずはハブのグリスアップ
新しい自転車は数ヶ月自転車ショップに飾ってあったりして乗っていない状態のため、グリスが固まってることが多いです。
1. ホイールの回転テスト(グリスアップ前)
ハブのグリスアップ前後の状況を確認するために、グリスアップをする前のホイールで回転テストをしてみました。トップギアにしてから思いっきりクランクを回し、クランクから手を離した後に何秒回るか計っておきます。
KHS F-20T ハブの回転テスト(グリスアップ前) - YouTube
結果は40秒弱でした。何秒回ればいいというものではないですが、グリスアップ前はこれくらいということがわかればいいかと思ってます。あと、クランクから手を話した後にクランクがスプロケットに引っ張られる形で回ってます。これはグリスが足りないのか、グリスがちょっと固まってるのか。気になるところですがグリスアップに進んでいきたいと思います。
2. ハブのグリスアップ
まずはスプロケットをはずしにかかります。
ロックリング抜きをはめて、
スプロケット抜き(チェーンがついた工具)でスプロケットを押さえつつロックリングをはずして、
スプロケットをはずします。
ハブの軸についているロックリングをはずして中を見てみると、グリスが少し固まっていてベアリングに塊がついていました。
ピンセットでベアリングを取り出して、
めん棒でグリスをふき取ります。
あらかたふき取ったら、パーツクリーナーできれいにします。
パーツクリーナーはこれを使っています。このでっかいクリーナーでシュッとすればきれいになって気持ちいいです。
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ベアリングは片側に9個入ってました。これもパーツクリーナーできれいに洗浄。
きれいにした玉受けにグリスを塗ってベアリングを配置。
さらにグリスを塗り塗り。
グリスはシマノのプレミアムグリスにグリスガンをつけて塗ってます。グリスを使うところはほとんどこれを使っています。
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あとは逆の手順で戻していきます。
いい感じに締めるのがポイント?
戻すときのポイントはやはり玉押しをどこまで締めるかというところです。玉押しをきつく締めると回りが悪くなるので、少しだけ(1/16回転もしないくらい)ゆるめて締めるのですがちょうどいいところを探すのが難しいです。結局締めては戻すということを何度かして、いい感じに回るところを探すのに時間がかかりました。緩めすぎるとガタガタになりますしね。
3. ホイールの回転テスト(グリスアップ後)
玉押し調整を何度か行ったあとに再び回転テストをしてみました。
KHS F-20T ハブの回転テスト(グリスアップ後) - YouTube
グリスアップ後は1分10秒くらい回るようになりました。クランクから手を話した後にクランクがスプロケットに引っ張られる形で回っていたのもほぼ解消されてるようです。